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どんなゲームが好き?
ゲームは複数の分類基準がごっちゃにして比較されることが多いです。例えば「シューティングゲーム」、「恋愛ゲーム」、「RPGゲーム」、「バトロワゲーム」などです。
でも、シューティングゲーム一つをとっても、中身をよく見てみれば、あるいは少しプレイしてみると、全然違うゲームだなと思う事はよくあります。
同じシューティングがモチーフの、「ApexLegends」と「スプラトゥーン」を、今回の記事で挙げる分類方法で当てはめてみます。
ApexLegends
- シューティングをテーマに
- ApexLegendsの世界の
- 対戦 (1vsM/TvsMT) を
- オンラインのみで楽しむ
- 一人称視点の
- アクション操作を基本とした
- 17歳以上が対象の
- オンラインゲームであり
- 有償アイテムと
- 有償ガチャの存在する
- トークン課金型の販売形態をとる
スプラトゥーン
- シューティングをテーマに
- スプラトゥーンの世界の
- 対戦 (TvsT) を
- オンラインをメインに楽しむ
- 三人称視点の
- アクション操作を基本とした
- 全年齢対象の
- コンシューマーゲームであり
- 有償アイテムも
- 有償ガチャも存在しない
- 買い切り型かつサブスクリプション型の販売形態をとる
かなり違いがあることがわかります。
それではそれぞれの具体的な分類基準を解説します。
主観的な分類基準
プレイヤー側が判断する比重の大きい分類基準です。
プレイヤーの体験に直接かかわるので、そのゲームの面白さに大きく関わる要素です。
テーマ
- 登山
- サッカー
- 釣り
- 稲作
- レース
- 鬼ごっこ
- シューティング (銃撃)
- 音楽
- 恋愛
- etc...
そのゲームは現実世界でいう何がテーマのゲームか、というイメージの分類基準です。
ゲームを楽しいと思う理由の第3候補くらいの立ち位置です。
世界観
- 吸血鬼もの
- 異世界転生もの
- 終末もの
- etc...
そのゲームがもし小説や漫画だったらどんな設定の世界か、というイメージの分類基準です。ゲームの雰囲気というとわかりやすいかもしれません。
ゲームを楽しいと思う理由の第2候補くらいです。
ここを重視する人は小説漫画アニメドラマも好きな人かもしれません。
よく言う「ストーリーが好き」の「ストーリー」を指します。
何を楽しむか
- 育成
- 収集
- RPG
- 謎解き
- 対戦
- 対人戦
- 自分 vs 1人
- 自分 vs 不特定多数の1人 (自分以外全員敵)
- 自分 vs 1チーム
- 自分のチーム vs 1チーム
- 自分のチーム vs 不特定多数のチーム (自分のチーム以外の全チームが敵)
そのゲームでは「何」をするのか、というイメージの分類基準です。
そのゲームを楽しいと思う理由の第一候補だと思います。
ちなみに、「自分以外全員が敵」の対戦形態のことを「バトルロワイヤル」と言います。
遊びの環境
- オンラインのみ
- オンラインがメイン
- オフラインがメイン
- オフラインのみ
そのゲームを遊ぶときにどんな環境が想定されているかか、という分類基準です。
最近のゲームは何かしらでオンラインが絡むことが多いです。
客観的な分類基準
誰が見ても明らかである分類基準です。
ゲームの面白さに及ぼす影響は少ないですが、ゲームをやりたくなる気持ちに及ぼす影響が強烈な要素が一部あります。
視点
- 一人称視点 (First Person View)
- 三人称視点 (Third Person View)
- 神視点 (God Game)
操作の種類
- アクション:
- 入力すると即座にゲーム内の動きに反映する操作
- コマンド:
- 入力した内容がしばらくたってからゲーム内の動きに反映する操作
対象年齢 (CERO)
- A (全年齢対象)
- B (12才以上対象)
- C (15才以上対象)
- D (17才以上対象)
- Z (18才以上のみ対象) ※18禁
オンラインゲームか・コンシューマーゲームか
- オンラインゲーム
- コンシューマーゲーム
ゲームはハードウェアとソフトウェアの存在する遊びです。
「ソフトウェアのプレイに専用のハードウェアが必要なゲーム」がコンシューマーゲーム、「それ以外のゲーム」がオンラインゲームです。コンシューマーゲームには「たまごっち」なども含まれます。
ソフトとハードのどちらをサポートしてくれるかで考えるとわかりやすいかもしれません。
「パズドラ」は、データが消えたらデータを戻してくれますが、スマホが壊れてもスマホを治してはくれないので、オンラインゲームに分類します。
有償アイテムが存在するか
- 有償アイテムがある
- 有償アイテムはない
課金で増やせるトークンを用いて購入するアイテムが存在するか、という分類基準です。
有償ガチャが存在するか
- 有償ガチャがある
- 有償ガチャはない
課金で増やせるトークンを用いたガチャが存在するか、という分類基準です。
前述の「有償アイテム」と合わせ、ゲームの面白さと関係のない「ゲームをやりたい気持ち」に強烈に影響する要素です。詳しくは下記で。
購入形態
- 買い切り型:
- ゲームを手に入れる時にお金を支払う
- サブスクリプション型:
- ゲームをプレイするためのサブスクリプションに契約する
- トークン課金型:
- 課金ガチャを回すためや、有償アイテムを購入するための、トークンを購入する
- 完全無料型
- ゲーム内で課金する要素が一つもない無料のゲーム
そのゲームをするためにどのようにお金を払う可能性があるか、という分類基準です。
「トークン課金型」のみのゲームは「基本プレイ無料のゲーム」と呼ばれます。
「完全無料型」のゲームには、すこし前にサービスが終了した「Flashゲーム」などが含まれます。「くまのプーさんのホームランダービー!」は有名ですよね?
また、一つのゲームが複数の購入形態をとることもあります。
まとめ
いかがでしたか?
人がそのゲームを好きだ、面白い、やりたいと思う基準は人それぞれです。
やりたいゲームを探すときは、色んな基準で選んでみてはいかがでしょうか。